3匹の猫たちのその後・・・

夫の首の手術が済んで、一段落した1月の中旬、
いよいよ猫たちの捕獲を本格的に試みることになりました。


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(お隣の屋根で3匹ならんでひなたぼっこ)




一番のネックは、去勢の手術の予定日にちゃんと捕獲できるかどうかでした。
そこで、またまたいろいろ聞きまわると
予約なしで、捕獲出来たときにいつでも連れてきてOKという先生を見つけました。
特にオスは10分くらいで手術が終わるので、他の動物の診療の間の空いた時間でやってくれるというもの。
ただし、野良猫用の手術ではないので正規の手術料が掛かります。

ちなみに野良猫用の手術というのは、
地域猫として飼っていくのが前提なので、保護した人の経済的な負担にならないように
術料は約半額。
その代わり、全身麻酔を使う際の事前の検査などは行わずに、麻酔を掛けるので
場合によっては、それで命を落としたりするリスクもあるとのこと。
ほとんど大丈夫らしいですけどね。
それに手術も、丁寧にはできないらしいです。
限られた時間内で終わらせないといけないので。


うちは3匹とも男の子だったので手術料は
15.000×3。
それに予防接種と害虫駆除のお薬の投与等で1匹あたり20、000円な~~~り!!
なかなか大きな出費ではあるものの
3匹とも家で飼おうと思ったのだから、これは必要経費だ。
それに、予約なしでいつ連れて行っても引き受けてくれるというのが、一番ありがたかった。
私にとっては、この際お金より時間と手間の方が大事でありました。


その先生が捕獲用に貸してくださったのは、檻ではなくキャリーケースでした。
また一つここで問題が。
絶食状態で連れて行かないといけないので、餌で釣っても半日その中で置いておくか
餌なしで空腹時に捕獲しなければならないのです。
これがまた、なかなか難しい。
ネズミ捕りを大きくしたような捕獲器なら、一旦捕まえたら逃げられないのですが
キャリーケースだったために、やっと1匹捕まえたのも
中で猫が暴れて扉が外れてしまったのです
恐るべし!!でした。
今まで見たことがないような、暴れようでした。
これが野生なのだと思いましたね。


その様子を、他の2匹も見ているので
警戒してそのキャリーケースには入ってくれなくなってしまいました。

そこで、前出のはまぐりちゃんだけは抱っこできるようになっていたので
まずはその子だけ連れて、1/18に病院に行きました。

無事、手術終了。
帰宅すると、案の定ほかの2匹の姿は見えず
はまぐりちゃんは寂しそうでした。
丸1日、寝てばかりでしたが
翌日には餌も食べられるようになり、
他の2匹も戻ってきたので、いつものように3匹揃って庭で過ごしていました。


でも、やはり何かがそこから変わったようでした。
まずは、はまぐりちゃんは家の中の2階で過ごすことが多くなり、そこが彼のテリトリーになりました。
他の猫が2階に来ようとすると、ものすごいガン飛ばして、入らないようにするんです。
あのかわいいはまぐりちゃんが、実はこんな怖い顔するんだ!!!と、私も少し怯みました。
外にいる時は、シマアジが相変わらずボスなんですけどね。
家の2階でははまぐりちゃんがボス。



(2階でははまぐりちゃんがボス)



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そんな風に3匹の関係がなんとなく変わっていって
1/21、帰宅してみるととらふぐがいなくなっていました。
翌日の朝も姿を見せず、もちろん夜になっても帰ってきませんでした。
探して見ましたが、見つかりませんでした。
とらふぐは3匹の中では一番警戒心が強いので、よそに出て行くなんて一番考えられない子でした。
そのうちに帰ってくるかな・・・と期待して待っていましたが
今度はそのちょうど1週間後の1/28、ついにはまぐりちゃんも出て行ってしまいました。
一番なついてくれていたと思っていたのに、2階がテリトリーだったのに。
なぜ????彼が出て行くなんて考えられない!!



(ピアノの上で眠るはまぐりちゃん、この写真の次の日に出て行ってしまったのでした・・・)


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恋の季節で、彼女を追っかけて行ったのではないか・・・とか
兄弟3匹、それぞれ自立の時期で、自分のテリトリーを見つけに出て行ったのではないか・・・とか
この辺のボス猫に追われて遠くまで逃げて、迷子になったのでは??・・・などなど
いろいろ皆さん、教えてくださったので
町内を聞いて探して回りましたが、少し待つことにしました。


そして、シマアジが1匹残りました。
そのシマアジも、GW前に無事手術を終えました。
ほかの2匹がいなくなったら、寂しくなったのか
それまで手を出すと強烈な猫パンチを食らっていたのに
やけに甘えん坊になり、懐くようになりました。
爪をたてることもなくなりました。
夜もずっとそばで寝て、時間が許すかぎりかまってました。
そして捕獲器を使わないで、抱っこできるようになるまであせらないで信頼関係を築こうと思いました。



(はじめての雪の日。近くの土手で・・・
シマアジ、冬毛でまん丸に。後光が差す???)


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その後、2月中旬に娘が出産。
赤ちゃんを連れて帰ってきました。
その頃のシマアジは、私が相手をする時間が少なくなってしまったので
思い切り赤ちゃんがえりしていました。
それでも、少しずつ信頼を得ることができて
娘たちが帰ってから、GW直前に病院に連れて行くことができました。
術後、なるべく一緒にいてあげたかったので長いお休みの前に実行。


病院の先生には、よくこの猫を捕獲出来ましたね~って言われました。
術後でもかなり暴れてまくって捕まえるのが大変だったらしいです。
野良猫に慣れている先生にもビックリされました。
本当は家の中で飼って欲しいけど
この猫はお家で飼うのは大変でしょうね・・・・といわれてしまいました。


去勢してからは、外に出てもずいぶんテリトリーが狭くなり
本当に町内の1区画に収まったようです。
ご近所に、引き続き機会があるごとにヒアリングを続けていますが
術後は、ご近所の方がシマアジ!!と声を掛けても以前のように寄っていかなくなったようです。
相変わらず、朝はパトロールしているようですが
家にいる時間が長くなり、昼間は家の中で寝ているようです。


(手術の後、どこかに出掛けてしまったシマアジ。もしかして帰って来ないのでは???という心配をよそに庭で昼寝していました…お地蔵さんの横で南無〜🙏)



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それでも、お水は庭の手水鉢の日向水を好み、庭木で爪とぎしたり(もちろん家の中にもあるんですけどね)
葉っぱについた水滴をなめたり、未だにセミ(もう出ているようです)やヤモリを戦利品に捕まえて来て
私にプレゼントしてくれるあたり
まだまだ野生の血は残っているようです笑


いろいろ考えなければならないこともありますが
とりあえず今はこんな感じで収まりました。


もっといいやり方があったのかもしれませんが
その時その時、いろいろ悩んで考えてやった結果がこれ。
本当は、退職したら犬を飼おうと以前から考えていたのですが
突然転がり込んできた猫たち。
私にとっては激動の1年であり、かけがえのない1年でした。



(2階の台所の窓から名前を呼ぶと・・・ここだよ~♪って)


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今、シマアジとまったりした時間を過ごしながら
いなくなったとらふぐとはまぐりちゃんを思い出します。
どこでどうやってくらしているんだろう・・・って。
似た猫を見かけたという情報を得れば、探しにいったりしましたが
見つかりませんでした。
不思議なことに、お向かいを餌場にしていたお母さん猫も、いつの間にか見かけなくなりました。
確かにこの辺りで見かける猫の顔ぶれが変わりました。
自分が野良猫を保護しなければ、他の野良猫の見分けもつかなかったでしょう。

この地区には、ホントに野良猫が多い・・・・
住民の方々のご理解のお陰だと、つくづく思うこの頃です。


長い間、わが家の猫騒動にお付き合いくださりありがとうございました
中には猫が苦手な方や、野良猫の被害に遭っている方もいらっしゃったかもしれず
ご不快な点がありましたら、どうかご容赦くださいね。






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この記事へのコメント

  • 月奏曲

    あ~ボスのテリトリーなのでボス残して自分の縄張り探しに出ちゃったのでしょうねぇ…その辺の野良のままだとまぁそうなりますねぇ…

    残った子はちょっと意外だったけどボスだったとすれば当然なのかなぁ…まぁ一匹残っただけでもラッキーだった気がします。

    2020年07月11日 22:25
  • biore-mama

    月奏曲さん、おはようございます。

    やっぱりテリトリーかぁ。
    餌もちゃんと貰えるから、このまま3匹ずっと一緒にいるのかなぁと思って見ていたのですけどね。
    お医者さんにも、手術をするとそれが恐怖体験になって出て行ってしまうこともありますって言われました。
    ボスのシマアジは自分のシマを守ったっていうことなのかな?
    ホント、1匹でも残ってくれてよかった^ ^
    今は、猫に振り回される幸せな毎日です笑
    2020年07月12日 08:36
  • りー

    こんにちは♪
    ネコの世界(動物の世界)って、奥が深いわ~!
    てっきり3匹仲良く一緒に暮らしているかと思っていました。
    兄弟が離れてしまうと寂しいんじゃないかと聞きたいけれど、そこはクールなのかしら?
    毎日、隣家の屋根を見るからにボスキャラのようなネコがのしのし歩いていきます。
    ちょっと野良猫を見る目が変わったかも~、観察しちゃう、笑。
    2020年07月13日 13:41
  • biore-mama

    りーさん、こんばんは。

    今回はホント猫のこと、いろいろ知ることができました^ ^
    コロコロと3匹で遊んでいる仔猫たちを見ているのが、好きでした。
    だから、外に置いておきたかったのかもしれません。
    なのに…こんなにも突然出て行くなんて!!
    聞いてないぞ!
    猫たちにも事情はあるかもしれないけど、一言お母さんに挨拶あってもいいのでは??と思う私でした笑
    ボス猫に居なくなった猫のこと、帰って来いって頼むと
    翌日帰って来る…という都市伝説?あるらしいですよ。
    猫の情報網はすごいらしい。
    頼みたいんどけど、この辺のボス、最近姿見せないんだよね…

    2020年07月13日 21:38