猫とご近所

お母さん猫がいなくなって、猫たちはのびのびと育ち
ついでにご近所まで、出没するようになりました。


よそのお宅で粗相のないようにと、トイレを用意し
砂を掻く真似を仔猫たちに見せて、レクチャー。
すぐ覚えてくれました。


でも、考えが甘かったです。
うちのトイレでするからって、外ではしないという保証はないんですよね。


まずは時系列に。

9月。
猫たちが自由に出歩き、ご近所でも有名になってきました。
まだ小さかったし、なかなか可愛い顔をしていたので
ご近所さんには、可愛い猫ね~野良猫なの???と義母がよく声を掛けられていたようなんです。
仔猫たちは決まってゴミの収集日になると出てくるんです、収集場所に。
わが家の前なんですけどね。
餌をちゃんともらっているので、ゴミを漁りにくるのではなく
近所のオバチャンたちに声を掛けてもらえるのが嬉しかったようなんです。
人が好きだったようで。
お行儀よくちょこんと3匹ならんで、声を掛けてくれるのを待っているんですよ。
なかなかあざとい!!
おかげでカラスの被害が全くなくなりました。
こんな小さい猫でも、カラス対策には役立ったようで、また誉められる!!
イケメン猫ちゃんたち、大活躍ね~♪って。

それで嬉しくなった義母は「うちで餌やってんねん!!」と自慢してしまいました。
(それについては、あとでご近所から私が知らされたんですけどね・・・)
内緒にしていたわけではないのですが、野良猫に餌をあげるという行為が
嫌な人もいるだろうから、飼い方が決まるまでは
あえて言わないでいるつもりでした。


言いわけになりますが・・・
本当は世の中のことをよ~~くわかっているお母さん猫を保護して、育てるつもりだったのです。
ところが、こちらの思惑とは裏腹にお母さん猫は出て行き、まだまだ世間知らずのしかも遊びたい盛りの男の子が3匹残されたわけで
こちらもどう対応していいかわからないまま、日にちだけが過ぎて行ってしまった結果でした。




IMG_0955.jpg

(シマアジ)






そして事件は起こるべくして起こりました。


ある日、シマアジが金曜日の夜から姿を消してしまったのです。
食いしん坊の彼が、食事時に来ないなんて!!
土曜日の夜になっても帰らず、さすがに心配になってきて
他の仔猫の様子を見ると、どうも隣の倉庫の方をずっと見るのです。
何々?と行って見ると、シャッターの中から猫の鳴き声が!!
オーナーさんは筋向いのお宅ですが、夜遅かったので
翌朝、シャッターを開けて出してもらいました。
その時もあくまでも、うちの猫ではなくどこかの野良猫・・・という体でお願いしたのでした。

それから、数週間して
今度はハマグリちゃんも同じことが。

隣の倉庫は、日中開けっぱなしで
中は暗いし、荷物もいっぱい詰め込まれていて、通路も狭いのが猫には安心できる場所だったのかもしれません。
うっかり出るのを忘れると閉じ込められてしまうわけです。
当然、中で粗相もしてしまいます。

ある日、そこのオーナーさんが猫の糞に気付かず、そのまま倉庫内を歩きまわってエライことになってしまって
大掃除しているところに私が通りかかったものだから、怒り心頭で
「お宅のおばあちゃんが野良猫に餌をあげているらしいのですが、今すぐ辞めてもらえませんか!!!」と。


突然のことにパニック
おばあちゃんが野良猫に餌をあげてるって??
餌をあげているのは私なんだけど・・・しかもなぜうちで餌をやっていることをご存知なのか???
いやいや、私としては単に野良猫に餌をやっているのではなく、もう飼っているつもりなんですけど・・・・
と、いろいろ頭の中を駆け巡ったけど
まずはお詫びを。
そして、餌やりに関しては少しお時間をいただきたいとお願いをしてその日は終わりました。



やっぱり、ちゃんと考えておかなかったので
答えを先送りにしていたために起きた事件でした。
これにより、仔猫たちをこれからどうしていくかを真剣に考えることになりました。



まずはこれ以上の被害を出さないために、お隣にはカラス除け用のネットを買ってきて下に重しを付けて
入り口に装着させてもらい、シャッターを開けたままでも猫が入れないようにさせていただきました。
猫よけの超音波撃退機も用意して、置いていただきました。
そして、あまり効果はないかもしれませんが、猫よけの薬もお渡しして、倉庫内に置いていただきました。
とりあえず、それが功を奏したのか、それから仔猫たちも倉庫には行かなくなったようです。


すると、お隣も心証を良くしてくださって
逆にいいすぎて申し訳ないとお詫びの言葉までいただいてしまいました。
実はお隣も、うちに来ている仔猫たちを見て、1匹捕まえて飼おうかと思っていたのですが、捕まえられなかったと。
またおばあちゃんの慰みになっているんだろうし、餌をやるなというのはかわいそうなことを言いました・・・と。
結局は迷惑をかけなければ、餌やりに関しては目をつぶってくれることになりました。


でもまぁ、その言葉に甘えるわけにも行かず
お隣以外にも、被害があるお宅もあるかもしれないと思い、ご近所の方に会うたびに
事情を説明し、粗相をしていないか、お困りでないか、聞いて回りました。


すると意外なことが分かったのです。

実は、うち以外でも2件ほど、この仔猫たちに餌をあげているお宅がありました。
猫が大好きなんだけど、家族が猫アレルギーで家では飼えない・・・とか
ずっと猫を飼ってきたのだけど、高齢になったのでこれからは飼えない。
でも、庭に来てくれるのなら慰みになって嬉しいと。


それと粗相はしていないか、聞いて回ると
その倉庫以外では、どこでも被害はなかったようなんです。
猫が来られるのが嫌なお宅は、ワンちゃんを飼っていたり、前出の超音波の撃退機をすでに設置していました。
そして結構猫好きな方が多くて、他の野良猫を保護しているという方もいらっしゃいました。

ご近所なのに全然知りませんでした。




IMG_0737.jpg


(とらふぐと後がはまぐりちゃん)





そして、お隣の倉庫も、本当は荷物の出し入れするとき以外はシャッターを下ろしていたいのだけど
上げ下ろしの時の音がうるさいと、これまたご近所からクレームが出て
仕方なく開けっぱなしにしているのだということも教わりました。
つどつど開け閉めしていれば、猫ちゃんたちにも閉じ込められることはなかったのにね・・・と。
(野良猫と呼ばれていたのに猫ちゃんになった???)

その後、お隣とはコミュニケーションをなるべく取るようにして、様子を伺っておりましたが
ついに、そのネットも取りはずされていました。




猫たちのおかげで、ご近所のこともよくわかりましたし
今までご挨拶程度だった方ともお話することができたのが、よかったです。
私も普段は家にいないので、町内の事はほとんどやって来なかったので
これを機会に、今年は組長を引き受けました。
そうすることで、ご近所のいろいろな事情を伺いながら
うちの猫もなんとか、市民権を得て?飼い猫としてここで生活させていただけますように
そんな思いで勤めさせていただくことにしました。


というわけで、とりあえずなんとか目の前の問題は越えられたのですが
この後、どういう風に飼っていけばいいのか、課題は残ったまま。

続きは、京都動物愛護センターでのお話です。





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この記事へのコメント

  • 月奏曲

    あ~ヘタうちましたね。そういうの結構即バレですからねぇ…
    飼うなら飼う、飼わないなら飼わないで追い出すってきっちりしないとご近所トラブルの元ですからね。

    愛護センターかぁ…虐待とすぐ飽きてほったらかしの人とか多いから結構な難敵なんですよねぇwww



    2020年06月03日 21:38
  • せきあ

    突然現れた猫の家族
    さらに親猫から子猫を頼まれたかのような子猫の世話が始まり、育つにつれご近所との接触トラブル
    何とか落ち着いたようですが、いろいろありますね
    猫は好きな人も多いですが、野良猫は家に勝手に入ったり、庭で用をたしたり迷惑と思われている人も少なくないですね
    続きの記事に興味津々です
    2020年06月04日 08:16
  • りー

    こんにちは♪
    3匹とも男の子なのね。
    あっという間にりりしくカメラ目線するようになって、笑。
    なになに、愛護センター? どうなっちゃうの?
    2020年06月04日 14:10
  • biore-mama

    月奏曲さん、こんばんは。

    そうなんです。
    自分では飼っているつもりだったのですが
    ご近所から見れば、野良猫に餌をあげているのと変わりなかったことに気が付いていなかったんですよね・・・・苦笑
    また、次回書きますが
    ここまでいろいろな人の言うことを聞いていましたが
    自分ではちっとも調べたり、考えることなしに来てしまっていたのでね
    それも悪かった・・・
    愛護センターは全然イケてませんでした。
    2020年06月04日 21:46
  • biore-mama

    せきあさん、こんばんは。

    今まで野良猫を見ても、何の興味もなく過ごしてきていたし
    猫を飼うということにもあまりにも無知でした。
    たまたま今回は回りの方々にも恵まれ、最悪な事態にまではなりませんでしたが、いい勉強になりました。
    私自身、父親や夫の仕事の都合でずっと転勤族でしたので
    一つの地域にずっと住むということがなかったのです。
    地域住民という自覚を考えさせられました。
    2020年06月04日 21:58
  • biore-mama

    りーさん、こんばんは。

    そう全部男の子だったので、またまた行動範囲が広くって・・・苦笑
    いろいろな人の話を聞いているうちに
    私が考えている猫の飼い方と、世間とは違っていることに気付いたんです。
    それで、今後のこともあり、家の敷地内で野良猫が出産した場合、もしくは赤ちゃん連れでやって来た場合、どうすればよかったのかを愛護センターに相談に行ったんですけどね、これが全然ダメでした。
    続きは次回に・・・
    2020年06月04日 22:06