「はじめての森歩き講座」  飛鳥路 謎の石造物群

近鉄飛鳥駅から歩いて15分くらいのところに

欽明天皇陵(檜隈坂合陵:ひのくまさかあいのみささぎ)がありました。
推古女帝の父である欽明天皇と、母である堅塩媛の陵墓といわれており、合葬されているということなのでしょうね。
明日香村では最も大きい前方後円墳だそうです。



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地図で見ると、こんな形なんです。



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(詳しくお知りになりたい方は、画面をクリックして大きくしてご覧くださいね)

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さて、その横には吉備姫王墓(檜隈墓)もありました。

吉備姫王(きびのひめみこ)とは、この説明書きによると考徳天皇と皇極天皇のお母様ということで、
ということは中大兄皇子のお祖母様(この方が分かりやすいかな???)



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そこには珍しい「猿石」と呼ばれる石造物が4体あります。


それがこちら・・・・


左から「女」、「山王権現」


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左から「僧(法師)」、「男」


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と名付けられているそうです。

元禄15年(1702年)に欽明天皇陵の近くの田んぼから発掘されたものを
明治12年に現在の位置に安置したそうです。



どうも「女」の像は、小さいな恐竜にしか見えないんですけど・・・
乳房が確認できるけど、顔は残念削れてしまったのかな???


何のために、誰のために???
天皇陵の近くから発掘されたっていうことは、昔の埴輪みたいなものだったのかな???



天皇陵を後にして、しばし田園風景を楽しみながら歩く。



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次は、「鬼の雪隠」と「鬼の俎」


確かに鬼でも使うような大きなトイレ???

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こちらは少し離れたところにある俎。


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もともとは同じところにあったもので、
雪隠が石棺の蓋石で、俎が底部だったようです。

なんらかの力が加わって、雪隠の方が動いて今の位置になったと思われます。


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昔々、この辺りには鬼が住んでいて
ここを通る人々を俎板の上で調理して食べて、トイレで用を足したという伝説があるようです・・・笑

こんな大きな石棺なんだから、かなり高貴な人のお墓だったのではないかと思われるのに
鬼のトイレだなんて・・・ちょっとかわいそう




途中にあった歴史のありそうな製薬工場、高市製薬
陀羅尼助丸みたいな昔からあるお薬を作っているのかな???と思ったら
なんとコンビニとかでで並んでいるお薬を作っていらっしゃいます。
今調べたら、創業は大正でした。
もっと古いのかと思った・・・・この字体がそんな風格を感じさせるのよね。


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さて、お次は「亀石」


本当に亀みたい。


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伝説によれば、奈良盆地一帯が湖であった頃、
対岸の当麻のヘビと川原のナマズの争いの結果前者が勝ち、
水を吸い取られた結果、川原の辺りは干上がってしまい、
湖のカメはみんな死んでしまった。
これを哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って供養をしたという。 (Wikipediaより)


河原寺のの所領の四隅を示す標石ではないか…と書かれています。



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ここから、いろいろ経由しますが
今回は謎の石造物群なので、飛ばします。


では次が、今回のハイライトの石舞台古墳。

広い公園になっていました。



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この地図、南が上になってますからね~


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いろいろ説明があるけれど、それは後で。

まずは見たい!!




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中にも入ることができます。


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天井の部分。



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中の大きさが分かりますか?


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こんなバーチャルスコープがあって
試してみたら、わりと面白かったです。



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桜の時期に来たら、きれいだろうな・・・・



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本当はこの石室の上に盛土が施されていたのでしょうね。
かなり大きなお墓です。


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蘇我馬子のお墓と言われていますが、当時の権力を象徴しているようですね。




最後は、酒船石に向かいます。


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この竹林の中に・・・・


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それはありました。

確かに船のような形、
一枚の平坦な岩で長さ5.3m、幅2.27m、厚さ1mの上に奇妙な溝が彫られている。

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ノミのあとも見られます。

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お酒や薬を作ったものではないかと考えられています。


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それにしても、大きな石造物ばかり・・・
用途はよくわからないけど
どっしりとして原始的で力強さを感じます。
猿石や亀石は、なんとなくユーモラスで素朴で大らかで・・・


花崗岩で出来ているようですが、この辺りの山では容易に手に入ったのでしょうね・・・・


この石の文化は、いつまで続いていたのでしょう・・・


仏教が入って来るのと同時に、大陸から木彫などの技術が入ってきて
石から木に変わっていったのかな???



な~~~んて、わからない分、いろいろ想像を膨らませることが出来て古代は面白い








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この記事へのコメント

  • 月奏曲

    想像よりもどでかかったwwwすげぇwww

    人が立ってはいれるくらいかな?と思ってたらよゆうで天井4mくらいあるじゃないですかwww

    【女】というよりトカゲw百歩譲っても狒々wなんで女なのか意味不明w

    まぁ兵馬俑みたいなものなんでしょうねぇ…

    酒船石は結構実用的なものじゃなくて庭とかで卜占的なにかをして【遊ぶ】ためのものだと個人的には思ってますw

    2019年03月11日 22:38
  • biore-mama

    月奏曲さん、おはようございます。

    大きいでしょ!
    地表に見えているのは、蓋だけですからね…

    兵馬俑かぁ、確かに!そんな感じでしょうね。
    それにしても、なんとも素朴な。

    酒船石、卜占ねぇ…^ ^
    昔の人も風流というか、遊び心があったのですね~
    なんかゆっくりと時間が過ぎていた感じが伝わってきましたよ。
    2019年03月12日 07:25
  • せきあ

    石舞台古墳の中に入り興奮した事を思い出しました
    初めて訪れた飛鳥では、まず最初に飛鳥駅の裏山の岩屋山古墳に行き、普通に石室に入れたのに驚きでした
    たいていの古墳は入り口にバリケード類があり中に入れないようになっているので、それらが全く無く入れた事がすごく良かったです
    中大兄皇子の足跡を訪ね大津を巡っていたので、入鹿の首塚を見た時は当時の日本の中心地であった事を実感出来ました
    飛鳥は太古の日本をそれぞれの想いで想像できる地なので四季折々で楽しみたい場所だと思います
    2019年03月12日 08:17
  • biore-mama

    せきあさん、こんばんは。

    普通は入れませんよね。
    私も始め、石室の中から声が聞こえて驚きました。
    飛鳥はある意味、ちゃんと整備されていましたね。
    私も古代史の中では、中大兄皇子のファンです。
    山科の天皇陵にも行けておりませんが、
    そういうテーマで回ってみたいですね。
    帰って来てから、黒岩重吾さんの本をまた読み始めました^ ^
    2019年03月12日 21:36
  • かどやん

    おはようさん
    沢山山歩きされてるのに ここは初でしたか 石室の大きさ も体感されて 想像以上だったでしょ~夏場はほんとにヒンヤリして涼しかったですよ。 何回も行ってるけど、「鬼の雪隠」と「鬼の俎」は 初見ですねぇ まだまだ見所が多いですから 叉行って欲しいです。  甘樫の丘で桜が咲いたら花びらの散る様は 一句詠みたくなるかも? 
    2019年03月13日 10:21
  • biore-mama

    かどやんさん、こんにちは。

    そうなんです、実は初めて!!
    いいところですね~
    意外と簡単に行けることがわかったので、今度は1人でも行けそう^ ^
    桜の時期、良さげですね。
    ポスターを見て、四季折々訪れてみたいと思いました。
    石室、夏はひんやりするでしょうね。
    2019年03月13日 18:42
  • りー

    こんにちは♪
    飛鳥ってちょっと不思議なミステリアスの感じがする地域ですよね。
    ゆったりと時間の流れるのどかな田園風景の中に忽然と見どころが出現し、時空を超えちゃいそう(笑)
    2019年03月21日 17:23
  • biore-mama

    りーさん、こんばんは。

    お返事遅くなりましたm(_ _)m
    そうそう、時空を超えたような感じがしますね。
    ビニールハウスさえなければ、1000年前もこんな景色だったのでは?と思うくらいです笑
    京都、奈良よりまだ古い時代ですものね。
    なかなか興味深いところでしたよ。
    花の季節に行ってみたいですね。
    2019年03月22日 19:55