iPS細胞研究所(CiRA)の見学に行ってまいりました~♪

1月26日(土)、
勤め先の関係で京都大学のiPS細胞研究所(CiRA)の見学に行ってきました。




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CiRAとは
enter for iPS cell Research and Application の頭文字を取った略です。

2010年4月に設立、約30の研究グループ、およそ600名のスタッフで成り立っているのだそうです。


こちらの研究所に、弊社から出向している社員にiPS細胞についてのレクチャーを受け
その後、施設の見学させていただきました。

iPS細胞の研究がノーベル賞を受賞したことくらいは知っていましたが
今回訪れてみて、その研究が大変素晴らしいものだと改めて感動しました。


iPS細胞とは 人工多能性幹細胞と呼ばれ
英語では Induced Pluripotent Stem cellと表記しその頭文字を取っています。

人工多能性幹細胞って難しいけど、
人間の体細胞にごく少数の因子を導入して培養することにより
様々な組織や臓器の細胞に分化する能力をもち
ほぼ無限に増殖する能力をもつ細胞。
多能性っていう言葉・・・初めて聞いた
何にでもなれるし、無限に増殖する万能細胞って感じかな?

でも、実際は得意不得意はあるようですよ。

山中教授は、この少数因子を発見したんですね。
これにより再現性がとっても高度で、簡単に出来るようになったのだそうです。
でも、まだ大変お金が掛かるようです。

2017年の網膜の再生手術に使ったiPS細胞を作るのに1000万円掛かったらしいのですが
それでは誰でも治療を受けることが出来ないですよね・・・
その手術をした大学には10万円で提供したようです。
このままでは赤字になりますよね・・・


そこで、今度はストックすることを考えているようです。
普通は自家移植と言って、自分の細胞からiPS細胞を作って移植するのですが
それでは時間もお金も掛かってしまう。

実はどんな血液型の方にも拒絶反応を起こさない血液型というのがあるそうで
その血液を採取してiPS細胞を作ってストックしておきます。
必要な時に必要な医療機関に分配し、必要な組織・臓器の細胞に分化させていつでも移植させることが出来るようになるということらしいです。
これからは、再生医療の普及のための努力が進められています。



また、こうして再生医療だけでなく
創薬にも非常に役に立っているようです。
この細胞を使えば、動物実験や治験が必要なくなり、結果も早く得られるようになります。
また、大衆薬だけでなく、難病など珍しい病気などの薬も個別に創ることが可能になります。


こんなに素晴らしい研究でも、国からの年間予算は諸外国に比べると非常に少なくて
そのため、民間の助成金にたよるところも大きいようです。
また、個人からの寄付金も募っています。

残念ながらご家族を病気で亡くされたという方々が
これからの研究に活かしてくださいと寄付してくださるそうです。
また、子どもでもお小遣いからなのか「今の自分の治療はとても苦しく大変なので、将来もっと楽になるように役立ててください」とコメントがあったそうです。
身につまされます・・・

また、それを読んだ研究所のスタッフの方々も、国からの予算だけでやっていた頃よりも
ぐっとモチベーションが上がって、みなさんからの寄付金に感謝して仕事を頑張ろうという気持になっているそうです。

山中教授も募金を集めるために、マラソン走っていらっしゃいます
そういう個人の努力で成り立っているというのも、驚き。

私も、毎年職場の募金を通して1口1000円寄付していますが
そんなもんじゃ全然足りないですね・・・

ここでお仕事をしている全ての方々の処遇を安定させ、安心して研究に打ち込むことが出来るようにするには資金の確保は必須です。

大きなことはできないけれど、何か私にも出来ることはないかと考え
まずは、このブログの記事にして皆さんに読んでいただこうと思いました。
拙い説明では分かりにくいし、もうそんなこととっくに知ってます!!という方もいらっしゃるでしょう・・・

iPS細胞についての詳細はこちらをどうぞ。


ちなみにiPS細胞の名付け親は山中教授のようですが
どうもiPodのパクリだったようですよ笑


普段、なかなか聞けないお話や見ることが出来ない施設を見学することができました。
たまには、こんな土曜日もいい。



2月13日(水)午後8:15~NHKの探検バクモンでもiPS細胞研究所が放送されるようですよ!!
また、今回は40名という団体だったので、お仕事の邪魔にならないように休日の見学となりましたが
個人でなら予約無しでも平日、見学出来るようです。


それにしても、この日はこの冬一番の寒さでした~


大文字山も雪が積もってました。


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この記事へのコメント

  • 月奏曲

    人工的に胚細胞(胚性幹細胞)を作って無限増殖させるので再生医療やその他もろもろ利用できる反面、無限増殖が癌細胞と一緒なので周囲の細胞に対するリスクとかぶっちゃけクローニングの問題とか倫理上の問題点とかもなんちゃらで今後もアレがなんちゃら…とかいう説明を聞き流した記憶がありますw

    すげー率直に言いますと社会学者や人類学者に助成金つけてそのお金で学生運動の延長やらせるくらいならもっと自然科学・基礎研究に金回せとw政治活動は自腹でやれとw

    山中先生にもっと補助金だすべきですが私にも地味だからと言わずもちょっとお金回してくださいw
    2019年02月02日 23:07
  • biore-mama

    月奏曲さん、こんにちは。

    確かに倫理的に問題のある部分を担当するチームがありました。
    日本はまだまだ慎重だと思いますが、海外は…ね。
    山中先生の取り組みは、研修医時代に整形外科に居た頃から…だそうで
    それでも一代で成果が出て日の目を見ましたが
    中には何代も受け継がれてやっと!という研究もあるでしょう。
    もしくは、諦めて消えていったものもあるかもしれない。
    将来を見据えて、地味とかおっしゃっらずに
    月奏曲さんだけでなくもっと研究にもお金と光を!!
    でないと、どんどん海外に持っていかれちゃうよ~
    2019年02月03日 11:31
  • すーちん

    今日は
    国からの助成金少ない
    んでしょうね
    先進国、資金に任せ力
    付けてきてる国
    何とかならないんでしょう
    かね
    2019年02月03日 13:38
  • biore-mama

    すーちんさん、こんにちは。

    国の年間の予算のケタが二桁違ってました…
    京大が年間40億円でアメリカやヨーロッパの大学は1500億ですって!!
    40億もすごいけど、研究ってお金がかかるんですね。
    日本は決してこの分野の研究では、世界のトップではないらしいです。
    色々な国での研究の切磋琢磨も必要ですが、資金のある国と研究能力のある国が協力して、世界のために…とはいかないのでしょうかね。
    2019年02月03日 16:20
  • Muni

    よいタイミングで読みました。
    今日、テレビ見てみますね。私は募金を一度だけしたことあるのですが、とても丁寧な書類が届いた記憶があります。
    2019年02月13日 12:10
  • biore-mama

    Muniさん、お返事が遅くなってごめんなさい。

    ご覧になりましたか?
    よかったです
    早く、一般の患者さんたちにiPS細胞が活かされることを祈ります。
    私も今年は募金を増額します。。。
    2019年02月16日 22:29