「はじめての森歩き講座」  妙光寺山

12月12日、今月の森歩きは滋賀県の妙光寺山に登ってきました。



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この山は、近江富士と呼ばれる三上山の北峰に続く山で、
標高は270メートルとそれほど高くはありませんが、古代の信仰の山であったと思われます。



まずはJR野洲駅、9:20スタート。
野洲の旧中山道の街並み。


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稲荷神社の参道を通り、国道8号線を横切り野洲中学校方面へ。


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約20分くらいかな?登山口近くに到着。

妙光寺山に登る前に、隣の山の麓にある福林寺址にある磨崖仏を見るために、立ち寄り。

こちらは旗振り山。
この山の麓に磨崖仏があります。



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小磨崖仏群


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もっとも見事な磨崖仏。
室町時代初期のものだそうです。



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この磨崖仏の一部を切りとって持って行こうとした輩がいたようで
ノミのあとがついています。
が、無理で諦めたのでしょうね・・・・


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大正時代の調査報告書には、このあたりの大部分の礎石に彫刻された仏像は
大阪方面の富豪の庭に持ち去られたと書かれていたそうです。

と、看板に書かれています。(大きくしてご覧ください)
あ~~あ・・・今でもどこかのお宅のお庭にあるんでしょうかね・・・
せめて、大事にしてくださいな。


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来た道を戻って、妙光寺山への登山道へ。


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野洲市は数々の銅鐸が発見され、その中には日本一大きな銅鐸もあり、「銅鐸のまち」として知られています。


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山頂を目指す前に、妙光寺山の岩神と磨崖仏を見に行きました。


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岩神大龍神様 御鎮座は今より一千五百年前と書かれています。
この大きな石室は、岩神とよばれる神様を祀った古代の祠だったのか???


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この上の岩が神様として信仰されていたのかな???
そのくらい大きな岩でした。


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白洲正子さんの「かくれ里」にもこの辺りのことが書かれています。
奈良の蘇我馬子の墓にも匹敵するほど巨大なもの・・・と。
古代豪族のお墓と思われたようです。



この先には、磨崖仏があります。
巨大な岩に、約160cmの地蔵が刻みこまれています。

下の説明板にも書かれていますが、大変珍しく貴重な磨崖仏のようですよ。
きれいな仏像ですね。


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登山道が整備されるまでは、この辺りは草木に覆われていたので
白洲さんが石仏を探しに来られた時は、見つからなかったのかもしれませんね。


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さて、頂上を目指します。
尾根道に出るまでは急登が続きます。


尾根道からの眺め。

比良山系の方に虹が見えました。



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ピントが反対になってしまいましたが・・・
長命寺山・沖島方面。


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これから登る山頂方面。
真ん中くらいに見える一本の赤松が、妙光寺山の目印。



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まもなく山頂到着!!


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ここから見る三上山の山容がすばらしい

まさに近江富士。

三上山から妙光寺山への北尾根縦走路が左下に見えます。
あそこ、歩いてみたいなぁ・・・


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帰りは、もときた道を下ります。
花崗岩でできた山なので、雨の後は山道がズルズルと足元が悪く
しかも急なので、下りは注意が必要。


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それでも、13時くらいには下山できました。

小さいのから大きいのまで、数々の磨崖仏群。
修行僧が山に入り、そこに信仰心があって、石があって、それを彫る技術があって、こうしたものが残っている・・・
この野洲だけでなく、湖南方面にも磨崖仏がたくさんありました。
この辺りは、古くから文化的にも開けたところだったのでしょうね。



この山に登ってみて、三上山にも登ってみたくなり
次の土曜日に、早速行ってまいりました。

その記事は、また次回に・・・・










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この記事へのコメント

  • yasuhiko

    小磨崖仏群、とても可愛らしい
    (と言っていいのか、分りませんが)
    姿をしてらっしゃるんですね。
    160cmの立派なお地蔵さんが、
    山中にある事にも驚きます。なかなか
    ハードな道のようにも思えましたが、
    ここで森の恵みもゲットなさったんですよね。
    2018年12月22日 15:10
  • 月奏曲

    すごく好天で青空の元でこの崖仏群を拝見できるなら心が洗われて清々しい気分になれると思います。
    でも雨天とか夕刻、夜間でこれだったら泣いてチビる自信もありますw特に夜間w

    ぶっちゃけちょっと悩み事ある時とか考えるために回るには良い場所な気がしますね。
    深山幽谷とは違いますが自分を見つめ直しやすそうな空間な感じがします。


    2018年12月22日 20:35
  • biore-mama

    yasuhikoさん、こんばんは。

    小磨崖仏、素朴で可愛いらしいですね。
    見ていると、ほのぼのしてきます。
    妙光寺山の磨崖仏は、ずっと草木に隠れていたために保存状態がよかったのだそうです。
    低い山の方が、急登が多いです。
    道に落ちていた木の実やツルをいただいてきました。
    同じようなものはお花屋さんなどでも売っていて手に入りますが
    こんなので作るのも、山歩きの醍醐味かと
    2018年12月22日 21:13
  • biore-mama

    月奏曲さん、こんばんは。

    確かに!!これ、私もみんなで行っているからかわいいとか言って見ていますが、1人だったら磨崖仏群ちょっと怖いかも。。。
    みんなに見られているような気が・・・
    結構、草深い山道のところもありましたしね。
    尾根に出ると、眺望が開けて気持ちがいいです。
    ちょっと記憶が曖昧でイメージだけですが・・・
    「暗夜行路」の主人公が山に登ってその風景を眺めながら、
    人生の暗夜行路から抜け出せた?という場面があったような気がするのですが。
    こんな風景を見たら、抜け出せるかな・・・と思いました。
    2018年12月22日 21:28
  • すーちん

    お早うございます
    関西には山登りに
    丁度良さそうな山が
    結構あるんですね
    日帰りで行けますね^^
    2018年12月23日 09:59
  • biore-mama

    すーちんさん、こんばんは。

    そうなんです。
    関西にはあまり高い山はなく、低山が多いので、気軽に登れます。
    本気で山登りしたい方には、物足りないかもです。
    私はちょうど良いです^ ^
    2018年12月23日 21:13
  • せきあ

    妙光寺山の登山ルートに、小磨崖仏を拝観出来る地があるんですね
    祈りの原点と思う磨崖仏を拝観するため、笠置や当尾にも行きました
    近江富士登山と合わせて是非行きたいと貴女の記事を読み思いました
    2018年12月25日 08:04
  • biore-mama

    せきあさん、こんばんは。

    笠置や当尾もいらっしゃいましたか!
    私も当尾、回りましたよ。
    ここは、登山にしたら
    せきあさんには物足りないと思われますので、三上山と縦走を是非お勧めします。
    私も、今度行ってみたいです。
    三上山の頂上には磐座があります。
    もとは御神山と呼ばれていたようですよ。
    2018年12月25日 22:58