「はじめての森歩き講座」  瓜生山・北白川編

だいぶ日にちが経ってしまいましたが、11月の森歩きは9日、小雨の中
東山三十六峰の瓜生山(うりゅうさん)に登ってきました。



瓜生山の名前は、この山に降りたったと言われる牛頭天王の好物が「きゅうり」だから・・・とか。
今でも麓に牛頭天王を祀る八大神社があります。
一説には、牛頭天王が播磨国から八坂神社へと勧請される途中で立ち寄った場所とも言い伝えられています。
山と言っても301メートル程で、山城が築かれていた時代もありました。


北白川のパブテスト病院の方から登りました。


銀閣寺道から浄土寺橋を渡って、まもなく北白川天神宮へ。
こんなところに天神宮があったなんて・・・・



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天神宮とは、先日の北小栗栖天神宮もそうだし、節分にお参りした五条天神社も。
今年は、どうも『天神宮』にご縁のある年らしい・・・


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この辺りには、白い脚絆、かすりの着物に紅だすき、頭上の箕に切り花を盛り上げて、
京の町へ花を売りに出てくる女性たちがいて
「白川女(しらかわめ)」と呼ばれていました。
それを伝えている石碑でしょうか・・・



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「いはほきる 音もしめりて 春雨の
ふる日しづけき 白川の里」

明治天皇が詠まれた歌碑があります。



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結構な階段を登ると、本殿があります。



ご祭神は少彦名命。
大国主神の国づくりに協力し、医薬の神様とされています。
この辺りは平安京が出来る以前から集落があり、そこで天使大明神として祀られていたようです。


なかなか立派な本殿。


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これこれ・・・五条天神でも見かけた天神社の神紋。
ガガイモじゃないかと言われているのよね・・・


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ちょっと古い感じの狛犬さん。


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天神宮を出て北上すると、比叡山経由で大津に抜ける山中越へ行く道に出会う。



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そのまま北上し、バプテスト病院の前を通って、いよいよ登山道へ。


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なんともレトロな看板。手作り感がいい。
でも、この地図がちょっと分かりにくい。現在地はどこなんだか。
「市中 眺望よろし」だって・・・・



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病院前から、すぐ山道になりました。



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先ほどの看板にあった「地龍大明神」があるらしい。合ってる!!


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到着。


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山道の脇は、ずっと渓流だったからね
水の神様は、ここの地の神様だったのでしょうね。


この地龍大明神の扁額が掛かっている鳥居の前に「大山祇神社」の鳥居が・・・



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「地龍大明神」と「大山祇神」を一緒に祀っているのか、同一の神様とみなされているのか???
わかりません・・・



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やっぱり合祀したのね。



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また山道へ・・・・少しずつ急になってきました。



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ここも倒木が多かったです・・・


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茶山という山。
ここも東山三十六峰の一つの山らしいけど・・・通過点にしか思えない。
東山はこんな山が多いです。
36という数に合わせて、無理やりこじつけたところもあるのかな?


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茶山の由来はこちら・・・・(興味のある方は大きくしてご覧になってくださいね)
京都の呉服豪商・茶屋四朗次郎の別荘があったところだったらしい。
足利義輝がこの茶屋(本名は中島清延)の屋敷でお茶を飲みに立ち寄ったことから
『茶屋』と名付けられたのだそです。
だから、茶山???


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途中、ちょっと眺望が望めました。
これが、眺望、よろし??なのかな笑



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次は「白幽子旧跡」


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石川丈山はこの方のお弟子さんだったようです。
詳しくはこちら・・・・(大きくしてご覧になってくだいな)



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この辺りから、また登りが少しきつくなります。


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お次は石切り場跡。



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この辺りは花崗岩でできた山で、「白川石」と呼ばれる白い石を切り出した石切り場の跡が残っています。
白い岩肌が、少しだけ見えます。

神社仏閣の礎石や、燈籠、庭石、石仏や石鳥居に墓石。
白川石は加工がしやすく美しく、また京都の街のすぐ近くにこの山があったので
大変需要があったのだそうです。
昔は、牛に運ばせたようですよ。この山から・・・・


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花崗岩が露出した山道。
比叡山に登る雲母坂のコースもこんな道でしたね・・・


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まもなく頂上なのかな?


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この辺りから、童子さんたちが現れました。



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頂上に到着!!



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標高は301m程の低山ではありますが、いや低山だからなのか
いろいろな旧跡が盛りだくさん。
ある意味、街に近くて町民の生活に密着した山だったのでしょうね。



続きは、また次回に・・・・・



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この記事へのコメント

  • 月奏曲

    北白川天神宮は由緒があるんでしょうね。鳥居の佇まいの割に結構立派で手入れの行き届いてる感じが…スクナヒコナかぁ

    地龍大明神は知りませんでした、地脈に通じる龍神様なのかなぁ?
    こちらのほうが鄙びていて私好みかな?
    2018年12月01日 23:05
  • biore-mama

    月奏曲さん、こんにちは。

    北白川の辺りは、古くから開けていた土地で平安京以前の地の神様を今でも大事に土地の人たちがお祀りしている感じが伝わって、好感が持てました。
    地龍神社も、結構山の中にあり、こんなところに???という感じなんですけど
    きちんとお守りされてましたよ。
    苔の感じもいい^ ^
    それと、手作り感溢れる看板といい、
    北白川愛郷会の方々の地元愛が素晴らしいと思いました。
    2018年12月02日 12:44
  • せきあ

    僕も2016年の9月に京都トレイル東山コースの完結で歩きました
    一人だったので何か気を感じ撮った写真もピンボケが多く不思議な土地だったと思えています
    台風の被害も少なかったようですね
    元勝軍地蔵の奥ノ院の石室はさらにすごい気を感じたのも思い出しました
    2018年12月04日 08:14
  • biore-mama

    せきあさん、こんばんは。

    東山コース、完結されたのですね
    私も、もう少しです
    この次の記事で書きますが、あの石室はすごいですね・・・
    あの辺りは、なかなか古くからの歴史のあるところだし
    狸谷不動院は立ち寄られましたか?
    名前は知っていましたが、あそこも驚きました。
    2018年12月04日 21:33