修学院離宮 上離宮

上離宮は修学院離宮のメインとなる施設です。

たぶん最初は下離宮と上離宮しかなくて、
下離宮は前述のとおり玄関のような役割だったらしいので
本来の山荘はこちらだったと思われます。


下離宮から上離宮までの高低差が40メートル近くあるそうです。
だから、結構の登りです。


ではまずは御成門。
実は、この手前にゲートがあって、電気柵になっていました


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この門をくぐると・・・
いきなり登りの石段が続く。
高い刈り込みとカーブが続くので、先がどうなっているのかわからなくて
否が応でも期待が


途中からの眺め。
ここでこうなら、頂上はどうなんだろう???

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やっと上が見えて来た


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これが隣雲亭といって、修学園離宮で一番高いところにあります。
なかなか建物全体を撮れなくて・・・


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たたきには小石を一つ二つ三つと漆喰に埋め込んであり、「一二三石」と呼ばれているのだそうです。
こんなところにも意匠が凝らされていますね。


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そして、ここの素晴らしいところは・・・・・
眼下に広がる景色!!



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西山や洛北の山々が見渡せる。
ちょっと写真には収められてませんが、左側には遠く大阪の梅田や天王寺などの高層街まで見えていました。

きっと当時は高い建物など他にはなかっただろうから
大阪城も見えていたのかもしれませんね。



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浴龍池を望む。

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この景色のために、ここに山荘が設けられたのだと思いました。
まずはここありき!だったのでしょうね。



ここの景色をもう少しゆっくり眺めていたかったのですが、次へ・・・・



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木立の奥に6メートルくらいの落差の滝も流れていました。
この水音もきっと隣雲亭に届いていたことでしょう。




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山を降り、池のほとり歩きます。

池の中島にある茶屋「窮邃亭(きゅうすいてい)」
創建当時の建物が現存する唯一のものだそうです。


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この扁額も後水尾上皇のお手蹟だそうです。
真ん中は水引の模様?


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窓際の畳が一段高くなっていますね。
またこの窓は他のところより低くして、一枚の板を渡して「御肘寄」となっているそうです。
もたれかかって、外を眺めていらしたのでしょうか・・・


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これは戸の引き手というのでしょうかね・・・
このデザインなんて、とってもステキでしょ!!
ひょうたんと七宝の模様かな?
吉祥模様ですね。



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ここからは浴龍池の周りを巡ります。


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優雅に池に舟を浮かべて遊んでいたのでしょうね。


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西浜の舟着場



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中国風の千歳橋。


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カッコよく仕立てられた松の木。


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島の形を泳ぐ龍の姿になぞらえて「浴龍池」という名前がついたようです。
その龍に見立てた島。



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こちらは頭側。



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振り返ると・・・のどかな田園風景と西山を望む。


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回遊式のこの庭園のスケールを写真ではお伝えできなくて残念です。


なんとも贅沢な景色を堪能できる山荘でした。


最後に、私がもっとも気に入った修学院離宮を、次回ご紹介します。






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この記事へのコメント

  • すーちん

    お早うございます
    広大な敷地、きれいに
    管理されてますね~
    ビックリです
    2016年09月30日 08:17
  • 月奏曲

    おお~♪

    さすがに雅ですねぇ…趣きあります。
    明治期とかに生糸成金とかお大尽が贅を尽くした庭園とか…あれはあれで和洋折衷とか混沌美みたいなものあって面白いですがやっぱりこういう統一性とテーマのある、雅趣溢れるほうが美しさが違うような気がします。

    もっとも純血種庶民の私の言うことなので景色に飲まれた勘違いかもしれませんw
    2016年09月30日 21:26
  • biore-mama

    すーちんさん、こんにちは。

    そうですね・・・きれいに管理されていましたよ。
    私たちが訪れた日も、目立たないように樹の剪定などをやってました。
    ほぼ毎日、参観者が来るのですから
    コツコツ毎日少しずつ、手入れをされているのでしょうね。
    2016年09月30日 22:46
  • yasuhiko

    素晴らしいですね。
    自然の景色を取り入れた庭と
    言えるのかも知れませんが、どちらかと言うと、
    自然の中にすっかり溶け込んでしまった
    という印象の方が強いですね。
    一般的な日本庭園のイメージとは違う、
    圧倒的なスケールの大きさを感じます。
    2016年09月30日 22:59
  • biore-mama

    月奏曲さん、こんにちは。

    私も思いました~
    多分、ここは当時一流だった上皇のあらゆる文化的な才能を集結させた
    総合芸術なのでは???と。
    お金をかけただけでは、生まれないでしょうね・・・笑
    今の時代に見ても、洗練されてますよね
    2016年09月30日 23:17
  • biore-mama

    yasuhikoさん、こんにちは。

    そうですね・・・
    一般的な禅宗のお寺のお庭とか、
    有名な庭師が造った庭園とはちょっと違いますね。
    まず大きさが!!
    そして余計なものは置かれていないし、作為的ないやらしさがない。

    この池などは、平安時代の貴族のお庭のような気がします。
    (見たことはありませんが、イメージで・・・苦笑)

    上皇はどんな想いで、この景色を眺めていたんだろう・・・と思うと
    その辺に鍵がありそうですね
    2016年10月01日 03:16

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